社会

3月26日に警備部隊を配置 宮古島陸上自衛隊配備計画 政府が閣議決定

 【東京】政府は22日、南西諸島に陸上自衛隊の部隊を新たに配置することを盛り込んだ部隊改編について閣議決定した。「宮古島駐屯地」の建設が進む沖縄県宮古島市には3月26日、警備部隊約380人が配置される。

 このほか鹿児島県の奄美大島では、同日に奄美駐屯地(奄美市)と瀬戸内分屯地(瀬戸内町)に警備部隊と地対空・地対艦ミサイル部隊の計約550人が新編される。

 防衛省によると、宮古島市には20年3月に配備予定の地対空・地対艦ミサイル部隊を合わせ、最終的に7~800人の部隊規模となる予定。沖縄県内では石垣市でも陸自の部隊配備計画があり、防衛省が近く造成工事に着手する見通し。

 岩屋毅防衛相は22日午前の閣議後会見で、部隊配備について「喫緊の課題である南西地域の島しょ部の防衛体制強化には不可欠だ」と述べた。【琉球新報電子版】









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